安心の食材を通じて家族やお子さんとのつながりを…
「ナチュラル食を楽しく。食卓を彩るスタンダードなものづくり」
をお届けしています。

木村宏章

LP Online Shop店長/木村宏章
1982年2月22日熊本生まれ 熊本育ち 現在一女の父

サラリーマンから、安心の食作りへ

無農薬農産物に関わったきっかけ。


わたくし店長を勤める木村宏章は、熊本生まれの熊本育ち、大学卒業後は、熊本県内中心部の広告代理店へと就職しました。
日中の営業活動の後、夜遅くまでデスクワーク。
そしてその後は深夜の酒場へ繰り出し、酒×タバコという生活を12年弱。
結婚後、長女が産まれたことをきっかけに、多少は大人しくなったものの、
日常化してしまった生活習慣を自分から変える事はなかなか難しい状態でした。

そんな中、熊本県の代表的なオーガニック農産地である「菊池」で開催された“収穫祭”に縁あって参加しました。
その会場で振る舞われた「塩おにぎり」の味が美味しくて美味しくて衝撃を受けました。
そこで、「こんな美味しい米を作っているのはどんな人なんだろう?」という好奇心から、
この米をはじめ、麦などを作られているという生産者さんを訪ねることに。

生産者さんとお会いし、頂いた塩おにぎりの材料は「農薬と化学肥料を全く使わずに作られたお米」であることを初めて聞かされました。
生産者さん自身、娘が産まれたことをきっかけに「子どもの未来のために・・」という思いから、
ご自身が生産されるもの全て無農薬/無化学肥料に変えたという話を聞き、
丁度子どもが2歳になった頃だった私は、強い共感を覚えました。
そのお話の中で生産者さんがポツリとおっしゃいました。

「農産物は作れるけど、売り方が分からん」と。
その瞬間、長女が毎日飲んでいる麦茶が思い浮かび、
「この方の作る安心安全な麦を使った麦茶なら、安心して子どもに飲ませられるのでは?」と思いました。
安心安全な麦茶を作りたいという思いから、
悩んだ挙げ句、長年のサラリーマン生活にピリオドを打ち、
無農薬麦茶製造をスタートに、食品メーカーを立ち上げることを決意しました。



手探り、試行錯誤の開発。

ついに完成した、子どももゴクゴク飲める優しい味わい
はだか麦収穫
 

無農薬麦茶作りを決意した私は、度々生産者さんを訪ねることに。
私自身、創業に役立つであろうと、幼児食アドバイザー知識習得などの活動を始めてはいたものの、まだまだ未熟であった知識を補うためでした。
そこで知ったのが、国内外で作られる麦への農薬散布の現状や生産方法でした。

外国産輸入大麦に散布される「ポストハーベスト農薬(長時間の輸送や保管時の病害虫被害を防ぐために散布される、収穫後に使用される農薬のこと)」の現状や、数々の文献に記述してあった“農薬と子どものアレルギーの関係性”などなど・・
知れば知るほど、商品化の思いが募り、同時にもっと世の中の方に現状を知っていただきたいという気持ちが強くなりました。
看板商品「LPはだか麦茶」の原材料である「はだか麦」は、籾(もみ)のない小さな可愛らしい麦の品種です。農家さんによっては、“あかちゃん麦”と呼ぶ人も。

はだか麦は、主に九州や四国が主な原産地で、その中でも無農薬/無化学肥料の生産量はほんのわずかです。
取引価格も通常の麦の約3倍以上ですので、数名の生産者さんからは「もったいない・・」と言われたこともあります。
除草剤を使用しないため、除草は手作業を含み、摘み取りをしなくてはならないなどなど、慣行農業より手間が掛かりますし、
農薬を使用しないため収量も毎年違います。

また、試作の際、大麦を基本とした焙煎/粉砕設備に対して、私が持ち込んだのは一回り小さい「はだか麦」。
当初担当者の方が無言になったことは今でも忘れられません・・。
それでも試行錯誤して、どうにか完成したサンプル。試飲していただいたお母さんモニターの方々に「あっさりして飲みやすい」「イガイガしない」という声を頂き、大変喜んでいただいた事に後押しされ、2016年春に商品化に踏み切りました。

世界農業遺産認定の阿蘇を含む、全国を代表する農業大国“九州”の水と、芳醇な大地で、化学肥料も農薬も一切使わずに大切に育てられた“はだか麦”を使用した安心の麦茶です。
是非ご賞味下さい。

 

最後に私どもLPについて・・

=LP(エルピー)は= LPレコード盤のLP(long playing)を「定番」「普遍的」との解釈から家族に喜んでいただく、スタンダードな商品作り、Low Profit:提携農家の適正な利益確保、LIberty Plan:自由計画を理念としてます。 また、「ナチュラル食を楽しく。食卓を彩るスタンダードなものづくり」をモットーに地元九州各地を主とした、有機や無農薬栽培に取り組まれる生産者の方と一緒に商品作りを行ってます。
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